子犬
生後20日目を迎えました
ふやかしたフードをパクパク上手に食べるまでになっています!(^^)!
まずはチビチビサイズな僕ちゃん
ちょっとブチャイクに写ったけど 僕はホントはイケメンなんだ<(`^´)>
出生時のサイズの違い、そのまんま育っています。
・・というより差が激しくなってるか~(^^ゞ
黒地の多い子は残念ながら生後3日と もちませんでした。
他の2頭に命を託して召されてしまいました。
男の子も同様、生後3日目あたりまで、ろくにお乳が飲めなかったので
本当に大変心配しました。
もしかしてダメかも・・っていう時期がありましたが 何とか育ってくれました!(^^)!
一番大きく生まれた女の子は生育が良いので標準的なサイズに育ってくれそうです。
重たくて、行動もノソノソ。 いつもデーンとしてるよ(笑)
お顔だち、バッチリ私好み!
こうして、段々と子犬らしい姿が見られるようになってきました。
眼球の中にブルーが混じるかどうか 目がパッチリ開いていないので
まだはっきりしないのですが 多分大丈夫。
女の子は、ないのがわかるけど、男の子がイマイチ分からない・・・
この子らは おたぬき様の孫です(笑)
のっさりした穏やか過ぎる大人しいダックスがいてもいいでしょ~って本人が言ってます。
声をあげることなんて 年に一回もないくらい。
ご見学に来られた方に、「この子、声が出ないのですか?」って聞かれてしまうほど
穏やかで大人しいダックスです。
そういう意味では滅多にいないよ・・ね?!
生まれつき穏やか、とか、大人しい、っていうのは確実に存在しています。
気性の激しい子や、がさつ感を感じる子は かなり幼い時分から激しいですよ。
それはそれで元気でいいんだけど 躾が出来ないと大変な事になります。
それがダックスフンド。っていう犬種。
私が今まで躾の面で相当苦労したな、とか梃子摺ったな。と感じるのは
ソリッド系と、パイ系です。
それ以外はみんなちゃんと言うことを理解してちゃんと聞いてくれます。
10年くらい前に 以前綴っていた過去日記で書いたことがある・・。
いつかはダップル専門犬舎になりたい!っていうの。
それは実現しなかったけど、未だにダップルは、好んで作っています。
ダップルは ご存知の通り、マール因子を持っています。
シェルティやコリー、ダル、デンのハルクインなどと同じ マール(大文字のM)。
チワワでもポメでもありますよね。
マールのブリードは かの昔から 最も難しい部類と位置づけられています。
ダップルから生まれたノーマルカラーは、隠れダップルの可能性があるので
そうした子は それ専門の知識に長けた人以外はダップルとの交配を避けた方が賢明です。
ダップル、綺麗だから生ませたいな~っていうのではいけませんし
慎重に慎重に 交配しようとする牡と牝の血統背景を熟考した上で
掛け合わせを選ばないといけない毛色なんです。
ダップルの弱視と難聴は6割にも及ぶと言われています。シングルで。ですよ。
十年以上前になりますが ダックスは毛色が豊富な犬種ですから
特に必死に勉強したものです。
今ではそうしたサイトも跡形もなく消えていますが
当時はダックスが流行し始めていたから それなりの事を書いたサイトも沢山ありましたしね。
MMを2つ持ったコは Wマールとなりダブルダップルです。
M1つはシングル 普通のダップルのことね。
外見でわかる事が多いのがMを2つ持つダックス。
体、顔面、耳に白地の多い子や、目の周辺 耳に黒のない子は
その可能性が非常に高いとされていますので
目と耳のリスクを解った上で、その先のリスクまで考えてお迎えなさることです。
飼ってはいけません、っていうより、間違っても作ってはならないんです。
うちでは当然のことながら 過去に一頭も出したことはありませんけど、
実際のダブルダップルを見た事は何度かあります。
基調 白地に、物凄く綺麗な大理石模様がちらほら入り、眼は澄んだブルー。
ダックスにおいては ブルーを通り越したホワイトアイの子も見た事があります。
見た人を瞬時に魅了してしまうほど美しい・・・・としかコトバが出ない個体が多いです。
ここ7~8年はお目にかかったことがないな。
(なくて全然いいけどね。)
ブルーアイだから目が見えないということではありません。
けれど、ほとんど見えてないか盲目かの確立は物凄く高いです。
耳に関しても少し聞こえる程度か全く聞こえないとかいう確立も 平行して目と同じ比率です。
(眼に色素が乗らないでブルーに見える箇所が僅かにあるのは
ダップルではごく普通のことです。)
ダップルを飼おうとしている方は、概ねシングルマールの普通にいるダップルであっても
6割の確立で弱視・難聴だという事を知った上で迎えてあげてください。
そうした子でも、日常生活に支障を来たさないのは 鼻が利くからです~
飼い主さん、それを知らないまま生涯 普通に飼われるくらい
人にそれを察知させないのが凄いところですよね。
この子たちは うちが代々系統だててブリードを実施し、長年暖めてきた血液で
子々孫々まで、良い個体を残す為に作ってきたダックスたちの末裔なので
今回、初産ということもあって子犬情報にはあがりませんが
二腹眼からは子犬情報に掲載する子もあるかも知れません。
やたらめったらブリードしないので、その次がいつかは自分でも分かりませんが~(~_~;)
子の成長を追ってみて、良いと思えば次回がある、という感じです。
形もお顔もそうですが 呼べば即座に飛んでくる、窓越しにコツコツ小さな音を立てた時
どっちを向くか はたまた無反応か?など 打てば響くといった俊敏さも
日常的にそれらを計る重要なポイントです。
ダップルを生み出す、という、この難易度の高い毛色への挑戦と、
その難しい中で良い個体を生み出す事、その先に引き継いでいけるだけの血液をストックする事、
今後も、これまで以上に慎重に慎重を重ねてやっていけたらという想いでいます。
難しいお話でスミマセン;
ダップル、昔大好きなので・・・つい(^^ゞ
一番最初に飼った子っていうのは ペットショップさんで
「柄ゆきの綺麗なシルバーダップルのメスで、両親ともチャンピオンの子供を」といって
お店のオーナーさんに探して貰ったくらい。
ダックス自体が 非常に高額で、今の時代のティーカッププードルくらい
値段が張りましたから その中で更に稀少なシルバーダップル(しかも両親CH)を望んだのでした。
何も知らない素人なのに馬鹿でしょ・・。
その子が来るまでにだいぶ日にちが掛かりましたし、
片親チャンピオン、という子しかいませんでしたが
晴れてその子はうちの子になりました。
そうやって 十数年前に私にそのシルバーダップルの女の子を与えてくれた店のオーナーさんとは
今、同業者です。
当時、ブリーダーになるなどとは夢にも思わなかった普通の勤め人で
犬業界と関わりなど一切ない、ブリーダーという存在さえ知らなかったんだから笑っちゃいますね。
・・という訳で 私はずっとダップルフリークです!(^^)!
抱っこしても何をしても怒らない&暴れない 穏やかな気性の子犬たち。
ビビリッ子は この辺りから 抱き上げると 手の中で暴れたり
「元に戻せ~」って言って泣いたりするから大体の察しがつきますよ。
ロイヤルリムジン
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